
こんにちは。毎週キャンプに出撃している、ママキャンププランナー&ワークマンアンバサダーのサリー(@chottocamp)です。
ワークマンとの商品開発第2弾。キャンパーのキャンパーによるキャンパーのための「コットンキャンパー」を企画しました!「こんなのほしいんですよね~」と描いたデザイン画(落書き?)から製品になるまで、開発会議の様子などをご紹介します。
ワークマン本社へ
2019年秋ワークマン本社へ。

余談ですが、ワークマン本社には受付がありません。受付嬢もいません。毎回社員さんをお電話で呼び出して、ドアを開けてもらうスタイル。

秋冬ものを着ているマネキンを横目に、いつも対応してくれる広報さんとお話をしておりましたら、第1弾の開発を一緒に行った開発担当の社員さんがいらっしゃいまして・・・
「フルジップコットンパーカー(第1弾開発商品)の時はありがとうございました。また何か作りたいですー!ちょっと、こんな感じのキャンプっぽい、火の粉に強いポンチョみたいなコートとか・・・」

焚き火の時ざっくり羽織れて、フルジップコットンパーカーよりもボリューム感あって、生地も厚めで・・・

なんか旅人が着ていそうなイメージの、ボタンも付いてる、こんなコートです!

社員さん「お~いいですね~!やりましょう!」
とこんな軽いノリで第2弾の企画がスタートしました。ちょっとこのデザイン画だけではイメージが難しいので、他メーカーさんの商品を参考にしながら、こんな商品イメージなんですけど・・・とメールでやり取りを何度かしつつ。
社員さん「色とか、どんな感じがいいですかね?」
サリー「あ、じゃあこのハートマーク付けたあたりで!」

と、わりと適当に色をさくっと決める。ええんか。
ちなみにカーキは絶対!で、あとはブラウンと黄土色系にしました。キャンプだしね。
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さらに開発会議
後日。サンプルが上がってきたので会議に参加しました。テレビも取材に入ってます(来年放送予定)。

私の適当なデザイン画から、社員さんがしっかりとした仕様書を作ってくださり、そこから実際に製造する会社のデザイナーさんがさらに細かく仕上げてくれました。
ちゃんとした写真が少なくて申し訳ないです(余裕がなかった)。最初のサンプルということもあり、気になる部分がたくさん。細かく修正をお願いしていくフェーズです。
カラビナループがあると、キャンプでもより使いやすいですね!最初はここにペグハンマーを通してもいいかも?という話がありました。

ただキャンプ場で実際に使用してみると、胸元にハンマーはちょっと危険ということで、場所を変えることに。その代わりこのループ自体は便利そうなので、横に長くしてもらうことに。

ファスナーもなんだか銀色で細くてテカテカしていたので、太目のジッパーでさらにマットなブラックに変更。タグも何色がいいか決めていきます。

フィールドコアのタグも、あまり主張しすぎず小さいものをチョイス。カラーは一番下のベージュに決定。

ボタンは基本的にはあまり作業服には付けないそう。そういえば、ワークマン商品でボタン付きウェアってあまり見たことないような・・・今回はデザインの関係でもぜひつけてほしい!とお願いし、火に強い素材でできているボタンで付けてもらえることになりました。
これも最初は色が黒で、少し小さめだったので、茶系で色がマーブルっぽく、さらに手袋をしていても開け閉めしやすい大きめサイズに決定。
ちなみにもうちょっと使い古した風合いにはできませんかね~?とお願いしましたが、ウォシュ加工って手作業だからすごく高くなっちゃうそう。価格が上がっちゃうのはちょっと困る。これは個人でたわしとかでごしごしこすって、味を出してもらうことにしましょ。
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価格はどうする?

ワークマンの製品作りは独特で、まず販売価格を先に決定します。私としては、3,900円くらいでいいのでは・・・と話していましたが、
社員さん「いや、フルジップが2,500円だったから、これは2,900円にします!」と。
おお、安い!たぶんこういうファイヤーパーカーみたいなウェア、アウトドアメーカーだと軽く1万以上はするのに。もちろん厚みとか細かい所はまた全然違うから一概に比較はできないですが。
2,900円でどこまで希望に沿ったウェアが作れるか。わくわくです。
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キャンプ場で着てみる
今回は実際にキャンプ場でもサンプルを着用してみました。着心地、実際にペグを入れてみて使いやすいか確認。ハマさん(ダンナさん)にも着てもらって、ペグを打ってもらい、「やっぱりハンマーの位置は腰の方が危なくないんじゃない?」と。
あとは土で汚れたペグで、ポケット内が汚れてしまいそうなので、なんとか縫い目に土がはまらないように縫製をしてもらいたいとか要望を出しました。
実際に使ってみることで、いろいろわかってくることがありますね~。そして、さらに仕様に変更が加えられました。

で、こちらが3回目のサンプル。かなり理想に近い形に仕上がってきました。

ハンマーループも腰に付きました。ただ重いハンマーを下げるには、ちょっと強度が低そう?とのことで、縫製を強くしてもらうことに。

9~11月はなんだかんだで何回もワークマン本社に足を運び、新たなサンプルができるとまた検証して、変更して・・・の繰り返し。でもこの作業ものすごく楽しかったです。
次回は「コットンキャンパー」の名前の由来と、工場での生産中の様子をご紹介します!(このネタに関しては、たぶん来週公開です^^)
先日顔出しを始めたばかりのYouTube。こちらでもコットンキャンパーの動画をあげてみました!
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関連記事:サリー開発第1弾。フルジップコットンパーカー開発会議

関連記事:第1弾。フルジップコットンパーカー開発会議2回目

関連記事:ワークマン2019年秋冬展示会に潜入。新作を徹底紹介

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