キャンプレポ

【前編】初めての母子キャンプ|小田原いこいの森のバンガローで、薪料理!?

こんにちは。毎週キャンプに出撃している、ママキャンププランナー&公認ワークマン女子のサリー()です。

 

ついに「令和」スタート!そんな一発目のブログは「初めての母子キャンプ」。GW子供たちは10連休、ダンナさんは仕事。ええいこうなりゃ母子で行ってやるわ!と電車とバスを乗り継ぎ、小田原いこいの森に行ってきました。

 

正直、7歳の長男はいいとして、4歳次男のフリーダム坊主がどうなるかが心配でしたが、結果「すごい行ってよかった!!」なキャンプとなりました。では本編へどうぞ。

 

GW10連休って、どう考えてもツラい

 

2019年のGWは10連休。小学校はもちろん、保育園もお休み。しかしサービス業のダンナさんは普通に仕事。ちなみにダンナさんは単身赴任なので、ええと、ずっと私子供と家に缶詰になるんですかね。。。無理!!

 

ってことで、どうせなら母子キャンプを企画することに。多少大変でも、キャンプならつらいことも流せるような気がして。しかし私はペーパードライバー。なんとか公共機関で行ける&施設が整ったキャンプ場を探すも、なかなか見つからない。

 

キャンプ場を探すにあたって、今回の母子キャンプの条件はこちら。

 

・自宅から2時間以内。できればバスの時間は短め。

・コテージもしくは常設テント

・高すぎるグランピングはNG

 

4歳次男がぐずったり、寝てしまった場合に備えて、荷物はたくさん持っていけません。カートが楽なんだろうけど、そうなると抱っこで移動もできなくなる。ってことで、いろいろレンタルできて、駅からも近くて、値段も安い・・・ってそんなとこあったらもう行ってるわ!

 

いや待てよ。そういえば前にママ友が「GWに小田原のわんぱくランドの隣にあるコテージ行ったんだけど、予約も全然取れたし、空いてたよ~」なんて話を思い出して。公共のキャンプ場であまりネットにも情報が少ないけど、調べてみるとここしかない!と。さっそくネット予約をしました。
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小田原いこいの森キャンプ場の基本情報

 

いこいの森は、東海道線小田原駅から、バスで13分。バス停からは徒歩10分の距離にあります。普通キャンプ場って山奥が多いけど、駅からバスの距離が近いのが魅力!

このいこいの森の隣には、県内でも超有名な公園「わんぱくランド」があります。入園無料にも関わらず、広大な敷地に巨大な遊具や吊り橋、SL、水遊びが楽しめるのです。わんぱくランドは何度も来ていますが、まさかこの隣にキャンプ場があったとはねぇ。

 

ただ、ここで注意なんですが、このいこいの森。非常に「クセ」のあるキャンプ場です。

 

テントは持ち込み不可、しかも7~8月のみ

 

一般的なキャンプ場は、自分たちで持ち込んだテントを、決められたサイトに張りますが、ここは違います。昔ながらの常設テントのみで、持ち込み不可です。

 

公式サイトより出典したこの画像。いわゆる林間学校なんかで使われるようなテント。とはいえ今はワンポールも一般的だから、古いとは言えないかもしれないw むしろ新鮮。

 

テントは5人用と10人用があり、5人用は1,540円、10人用は2,670円という驚きの安さです。あ、1人料金ではありません。1つのテントまるごとの価格です!

 

テーブルとベンチも横にあります。タープは張るのたぶん禁止かと(未確認ですが)。森の中なので、夏でも日差しは遮れそう。ただし期間は7月21~8月31日ととても短いです。

 

バンガローは2週間前の予約が必要

 

こちらのバンガロー、実はけっこうきれいでした。

 

 

価格は4,620円からとこちらも格安。サイズにより料金が変わります。GWでも空きがあり、穴場的バンガロー。ただし、2週間前に予約が必要です。これがちょっときびしい。もう少し直前でも予約できるなら、使い勝手がいいんですけどねぇ。

 

ガス缶の持ち込み不可

 

そしてびっくりしたのが、ガス缶の持ち込みが不可であること。つまり、ガスコンロが使えないということです。じゃ、どうしたらいいかと言うと、炭か薪で料理をすることになります。おおう、ワイルド・・・

 

とまぁ、普通のキャンプ場を想像してると「思ってたんと違う!」となりますが、逆にこれを了承していれば料金も安いですし、いつもと違うキャンプを楽しめることうけあいです。
ざっと基本情報まとめておきますね。
2019年5月現在の情報です。変更等あるかもしれませんので、詳細は公式サイトをご確認ください。

 

電話番号:0465-24-3785

住所:神奈川県小田原市久野4294‐1

アクセス:【車】小田原厚木道路「荻窪I.C.」から約3分

【電車】小田原駅から箱根登山鉄道バス「いこいの森」行で終点「いこいの森」で下車(乗車時間13分)、バス停から徒歩10分。

総サイト数:常設テント35、バンガロー8棟

開設期間:バンガローは4~10月、テントは7月21~8月31日、バーベキューは3~11月

標高:不明

チェックイン/アウト:13時/翌10時

立ち寄り湯:車で5分のところに温泉旅館あり。割引券あり。

トイレ:和式&洋式

水道:水のみ、お湯は出ません

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いよいよ母子キャンプに出発

 

前置きが長くなりましたが、いよいよ母子キャンプレポのスタート。4歳の次男には「パパがいないキャンプだからね、イヤイヤしたらママが大変だから、ほんとよろしく頼むよ」と数日前から吹き込んでおきました。←そしてこれがまさかの効果抜群。

 

荷物は前日にしっかりと準備し、いざ当日。前日の天気予報では両日ともに晴れ予報でした。

 

が。

 

朝からけっこう大粒の雨が降っている~。まじで~。

 

ただでさえ大きな荷物に、傘と雨合羽が追加。「えー、雨~?歩くのめんどくさい~」という長男をなだめて、なんとか徒歩で駅前に着くも、すでにびしょぬれ&心も折れかける。いっそのこと実家に変更しようかしら・・・なんて誘惑も。

 

午前中にわんぱくランドに行って遊ぶ計画もありましたが、もうゆっくりの出発。地元駅前のマックでのんびりとランチをして休憩。

 

 

思わずビッグマックを食す(笑)。ハッピーセットがトミカで、次男大喜び。しめしめ、キャンプでのゴキゲンも良くなりそう。さ、じゃあがんばって小田原に行こう!

 

 

GWだから、電車が混雑してることを恐れていたけど、雨&お昼という時間がよかったのかガラガラ。ボックス席を確保し、景色を見ながら気長に小田原への旅を楽しみます。

 

小田原駅に到着

 

そして、何の問題もなく小田原駅に到着。

 

 

JR改札内には、たくさんの顔はめパネルがあるのでぜひ。

 

 

小田原駅って、JR、小田急、新幹線、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道と、とにかくいろんな電車を見れるのもうれしい。特に電車好きな男子には駅だけでも楽しいかも。

 

まだ雨が止む気配がなかったため、あまり早くキャンプ場に着いてもやることがない。ので、駅ビルラスカの本屋さんへ。普段あまり買わない、おもちゃ付きの雑誌を買ってもいいことに。

 

 

右の「コロコロイチバン」、コロコロコミックの低年齢バージョンかな?長男初めての漫画雑誌です。なんかゲラゲラ笑って読んでたので、これはこれでよし。私もスマホを子供に奪われてやることなくなった場合に備えて、文庫本を調達。

 

小田原城のある東口は栄えているけど、西口は落ち着いた雰囲気。

 

 

キャンプ翌朝の朝食を求めて、西口のキオスクへ。ランチパックとお菓子、おにぎりなどを買い込みました。調理ができないので、おかずパンでしのぐ作戦。

 

外をふと見ると、、、かなり激しい雨。

 

 

バスの時間を確認すると、2会社運行しており、土日は1時間に2本あるとのこと。ただ、この雨・・・バス停から10分、大きな荷物を持って、小さな子連れはヒジョーにきびしい。調べるとタクシーでも1,500円程度らしいので、ここは思い切ってタクシーにすることに。

 

運転手さんに「いこいの森のキャンプ場へ」と告げると、「え・・・雨だよ?」「あ、大丈夫です、バンガローなんで」「でも雨だよ?」と2度も問いかけられる。さっさと出発してくれ。
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小田原いこいの森キャンプ場へ到着!

 

 

約10分で到着。写真は翌日撮ったもの。1,620円でした。バス停からかなりあったので、タクシーで大正解。

 

 

こちらが管理棟兼、売店。まずはチェックイン手続き。

 

 

わらびが大量!そしてきゅうりが4本で100円!買って帰りたいけど今日はがまん。

 

 

ちょっとしたお菓子に、

 

 

アイス。

 

 

カツプラーメンに、調味料、紙皿などがありました。

 

 

子供向け施設だから、お酒ないと思ってたらビールと日本酒と氷結がありました!!うれしい~。今回重いからクーラーボックスも持たずであきらめてました。後ほど、冷え冷えを求めて3度買い足しにいくことに。ちなみに22時頃まで開いています。ソフトドリンクは売店内に、自動販売機もあります。

 

今回は、7,710円の5人用バンガローを予約していましたが、キャンセルが出て安いバンガローに空きがあるとのこと。変更もできるということなので、変えてもらいました。1,500円くらい安くなってラッキー。

 

 

ウッドデッキ付きの、思っていたよりもすてきなバンガロー。

 

 

こちらのC棟にお泊り。

 

 

ちゃんとテーブルベンチもあるし、

 

 

ロフトもあり。

 

 

銀マットと、ジェントスのLEDランタンが付いてきます。ひどいところだと、ほんとウサギ小屋のような4畳半でなんにもないバンガローもあるので、これで6,170円はかなりコスパよし!!

 

いこいの森のバンガローで何しよう

 

さて、着いたはいいけど外は雨。バンガローで何しよう。

 

 

とりあえず、ニンテンドーswitchで3人でマリオパーティーしました。飽きたら、買ってきた雑誌読んだり、スマホゲームしたり、動画を見たり。来る前にもらったハッピーセットのトミカで遊んでくれたりしたので、やはり目新しいおもちゃは母子キャンの強い味方。

 

 

そうそう、この日は施設の人も「この時期にこんなに寒いの初めて」というくらいの寒さで。各地で雪もふっていました。床が冷たいので、ぺらぺらだけど銀マット助かった~。

 

それでも寒いので、レンタルした寝袋と毛布も膝にかけるほど。

 

 

ちなみにこのサウスフィールドの寝袋、まぁびっくりするくらいペラッペラです。夏休みがメインなので、これでいいんでしょうけど、この日はこれだけでは凍死しそう。なので、追加で毛布を3枚。それでも寒いので、念のため持ってきたヒートテック下着と、ウルトラライトダウンを着こみます。
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夕食準備

 

バンガローにいるのも飽きてきたし、なにより寒いので炊事棟に行くことに。そうです、ガスコンロが使えないので、今日は薪料理なのです!

 

 

鉄なべも250円でレンタル。わーこれ、日本昔話とかで出てきそうなお鍋!そして炊事用の薪350円だったので、細い薪をイメージしていたら、すごく立派な薪で感動。

 

ただ、かまどに置いてくれたのはうれしかったものの、雨が吹き込んで薪がけっこう濡れている・・・火がうまく点くかなぁ?って、チャッカマン持ってこなかった。

 

売店で買おうとしたら、「うちはマッチと新聞紙、あとは杉の葉なんかでつけてもらうかんじで・・・」とのこと。何年振りかってくらいにマッチで着火!

 

 

そうそう、念のためダイソーでゼリー状の着火剤を持ってきてたんでした。次男がいそいそとお手伝い。ほんとこれあってよかったです。なかったら永遠に火と格闘してたかも。薪が濡れていたにも関わらず、いい感じで点きました。

 

 

普段そこまで焚き火に興味がない次男が、この日は積極的に火ばさみでなにやら調整。こんな姿は母子キャンならではかも。

 

火は点いたものの、お湯が沸くまで時間がかかる。でもこれ、焚き火気分ですごく楽しい。よく考えたら、普段のキャンプでは薪料理なんてしないんですよね。まさかの母子キャンで、薪料理デビュー。

 

夕方で、いつもならぐずる次男ですが、なんともゴキゲン。

 

 

ひたすら傘を振り回して遊んでました。一個骨が折れたけどモーマンタイ。こんなに機嫌がいいのは、年に数回あるかないかのミラクル。

 

ちなみに薪料理のメニュー、気になるでしょう?開けましょうか?

 

 

ババーーーン!!レトルトご飯にレトルトカレー。絶対失敗しないやつ。いやだって普段薪料理なんてしないし、しかも子供ふたりいて大人1人だと、どう考えてもちゃんと料理する暇なくて、イライラして終わりそうだったからさ。でもこれで大正解。

 

 

しばらくすると、グツグツ。沸騰したね。レトルトごはん、湯せんにするなら30分やることって書いてあって。意外と長いものなのね。焚き火気分で炎を見つつ、売店で買った冷えた氷結を飲む・・・やだ、これすごく楽しい!

 

そして、ご飯を見てみる。うん、よさそう。

 

 

長男に、「ご飯をわけてくれる?」「はーい」と素直な返事。これもファミキャンではあまりないかも。やっぱりパパがいないから僕がやらなくては!って思ってくれたよう。

 

 

3人分、食べられそうな量を見て分けたら、ルーをどばっとな。

 

 

完成!子供はドラえもんカレー、私はプロクオリティのカレーです。

これ、去年すごく話題になったけどほんとおいしいよね。1袋100円と安いところもよし。

 

レトルトカレーなんて食べなれてるけど、薪と鉄鍋でことこと作った(温めた)カレーは絶品で。普段は遊び食べしかしない次男も完食でした!

 

正直、お弁当買ってバンガローで食べることも考えてたけど、これはレトルトカレーにして大正解。焚き火も味わえるし、普段のファミキャンとは違う手間がこれはこれで楽しいなって。便利なキャンプもいいけど、不便なキャンプもこれはこれでたまにはいいかもしれない・・・と感じたところで、後編に続く!

 

後編では、極寒の夜、いこいの森の施設紹介、わんぱくランドレポなどをお届けします。こちらからどうぞ → 後編

 

 

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ABOUT ME
サリー
6歳と8歳のママキャンパー。週1でキャンプに出撃。2019年は約60泊。ブロガー・ライター・YouTuber。公認ワークマン女子として、製品開発やテレビにも出演しています。
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