こんにちは。ママキャンププランナーのサリー(@chottocamp)です。キャンプの情報を発信するお仕事をしています。ワークマン公式アンバサダーとしても活動しています
ワークマンから2022秋、199円の鍛造スチールペグと、299円の電動ドライバー対応スクリューペグが発売になります。発売に先駆けてご提供頂いたので、実際に使ってみた様子をレビューしますね。
そもそもペグとは
ペグはテントやタープをしっかりと地面に固定する重要アイテム。素材や長さなどいろいろなものが発売されています。
「テントに付属のペグじゃだめなの?」という方・・・どのメーカーも付属のペグはプラスチックで弱かったり、スチールでも細くて頼りないものが多いです。
プラスチックのペグをプラスチックのハンマーで固定しようとすると、これがまあ地面に刺さらない!なんとか打ち込んでも、ちょっとした風で抜けてしまうなんてことも。
そんな時に役に立つのがしっかりとしたペグです。固い地面でも打ち込めるペグとして有名なのは、スノーピークのソリッドステークや、村の鍛冶屋のエリッゼステークなどの鍛造ペグです。
ちなみに我が家ではキャンプを始めた頃に、エリッゼステークを16本くらい購入して、いまだに長く愛用しています。
本当に丈夫で、どんなに固い地面でもさくさく入るし、石にぶつかったとしても曲がることはありません。強風でもめったに抜けることはなく、頼れる相棒なのです。
というわけでキャンプ初心者さんには「ちゃんとしたペグを買っておくべき!」と言いたいのですが、エリッゼステークは1本374円。テントとタープ用に揃えようとすると、それなりに高いお値段になってしまいます( ノД`)。
そこでおすすめしたいのがワークマンの鍛造ペグなのです!
ワークマンの鍛造スチールペグ
こちらがワークマンの鍛造スチールペグです。
素材は鉄。鍛造とは、金属を叩いて圧力を加えることで強度を高める製法。先ほどのエリッゼステークなどと同じ製法で作られた強いペグです。
長さは25cm。写真下のエリッゼステークに比べると3cm短いですが、25cmあれば悪天候でも対応できる長さではないかなと思います。
先端はお箸のようにシュッと細くなっています。
重さは量ってみると1本94g。けっこうずっしりとしています。エリッゼステークは193gとほぼ倍の重さですね。
エリッゼステークを10本くらいまとめて持つとずっしりと重いのですが、ワークマンのペグなら重みはありますがそこで重くならないのもうれしい。
全体的にエリッゼステークほど重さはなく、細い感じではありますが、それでもテント付属のペグや100均で買えるようなペグよりは相当しっかりしており、これが199円というのはすばらしいコスパでしょう。
ワークマンの鍛造スチールペグを実際に打ち込んでみた
さっそく打ち込んでみました。
ガンガンガン・・・おっとどうやら石に当たってしまった様子。
弱いペグの場合、この時点でぐにゃりと曲がってしまいますが、さすが鍛造ペグ。曲がることはなくしっかりとしています。
改めて場所を変えて試してみました。特に問題なく、打ち込むことができました。
引き抜く時は、この穴にハンマーの先を引っ掛けるとスムーズに抜けます。抜きにくい時は、引っ掛けた後にぐるぐると回転させるとよいです。
こういうペグ用ハンマーがあると撤収にも便利です。
うん、ペグ普通に使いやすいです。頭の部分が小さいかなと思ったけど、特に問題なし。
テント付属ペグでは頼りないけど、エリッゼステークまではいらない・・・といった方にはベストなペグになりますね!
あ、そういえば1回使っただけでけっこう塗装が落ちたので、そこは残念ポイントかも・・・まぁペグなんて汚れてしまうものだからいいのかもしれませんが。
ワークマンの電動ドライバー対応スクリューペグ
そしてもう1種類、なんともワークマンらしいおもしろいペグが発売になります。それが「電動ドライバー対応スクリューペグ」1本299円です。
素材は鉄。こちらは鍛造ではなく、鋳造になります。
長さは25cmです。
頭の部分にはプラスドライバーの刻みがあります。こちらに電動ドライバーをセットすることで、ハンマーで打ち込むことなく、電動でペグをねじ込めるというおもしろいコンセプトになっています。
ワークマンのスクリューペグを使ってみると
ではこちらも電動ドライバーでやってみましょう!
工具の扱いに慣れていない私、けっこう空回りをしてしまいましたが、ギュインとねじ込むことができました。あ、これ楽しい。
ただ危険もいっぱい。
左手をペグに添えていたのですが、ペグの上部がものすごい勢いでギュインギュインと回転するので、左手の指が巻き込まれそうになりとても危険。
電動ドライバーを使っていると、子供たちが「なにそれ~、おもしろそうやらせて~」とやってきましたが、これは絶対に子供には触らせない方がいいやつです。
電動ドライバーの扱いに慣れていれば、うまく短時間でギュインとねじ込めるかと思います。特に固い地面でなかなかハンマーでは打ち込みづらい所では便利かもしれません。
あと通常ですと、ロープを引っ掛けた状態でペグを打ち込みますが、このスクリューペグの場合は引っ掛けた状態ですとロープが絡まり、テントが千切れる可能性もありそうです。ロープを張らない状態でねじ込んだ方がよさそうです。
twitterでご意見を頂きましたが、ペグの向き(うまくロープが引っかかるような向き)を微調整する必要があるとか、それなりに気にする点もありそうで、個人的にはうーーーんな商品でした。これなら199円の鍛造スチールペグの方が安いし使いやすい。
ちなみに工具に慣れていないせいで、1回使っただけでねじ山をけっこうなめてしまいました・・・
後ほど社員さんに確認したところ、私が使ったこういうタイプではなく・・・↓
こういうソケットタイプを使う方を推奨しています↓とのことでした。
スクリューペグは、もちろん普通にハンマーでも使うことができます。試しに買ってみて、電動ドリルで使いにくいようなら普通のペグとしても使えます。
・電動ドライバーの扱いに慣れている
・固い地面で楽にペグを打ち込みたい
こんな方には向いているかもしれませんね。
そして手袋をしたり、使い方には細心の注意をして使ってみてください。
YouTubeでもワークマンのペグを紹介しています
今回紹介したペグ2種類は、私のYouTube動画でも紹介しています。特にスクリューペグは動画の方がねじ込む様子がわかりやすいので、ぜひご覧ください。
ワークマンのペグはコスパ良し!
今回はワークマンの鍛造スチールペグと、電動ドライバー対応スクリューペグをご紹介しました。
特に鍛造ペグはこの品質で199円!?と驚くコスパです。今まで付属のペグで苦労していた方はぜひ購入してみてください。
どちらも2022年8月発売予定ということでしたが、発売が遅れているようです(9月6日時点で、まだ入荷情報もありません)。
ワークマン全店舗で発売予定とのことですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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