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冬キャンプは一酸化炭素中毒に注意!おすすめ一酸化炭素警報器。中毒症状は?テント内での使い方

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こんにちは。毎週キャンプに出撃している、ママキャンププランナーのサリー()です。

 

冬キャンプ、テント内で石油ストーブや、ガスコンロを持ち込んで料理をすることもあります。その際、絶対に気を付けなくてはいけないのが一酸化炭素中毒。「なんとなく聞いたことはあるけど、、あんまり気にしてないんだよね」なんて言っていると本当に命に関わります。どんな中毒症状が出るのか、おすすめの一酸化炭素警報器、そして対策について説明します。

 

一酸化炭素中毒とは?

 

一酸化炭素は、石油ストーブや炭火、ガス器具を使うことで発生します。これらの燃焼器具は、室内の酸素を使って燃やすわけですが、換気をせずに使うことで酸素が欠乏し、不完全燃焼すると一酸化炭素が発生します。

 

この一酸化炭素、無味無臭で気付きにくい気体です。それでいて毒性が強いため、濃度が濃くなると初期症状は頭痛や吐き気が起こり、重篤な症状になると命の危険があります。実際、冬キャンプでテント内で亡くなられてしまう事件も毎年起きています。

 

特に、住宅のような比較的広い場所なら、頭痛や吐き気などの初期症状を感じますが、テントや車内という狭い空間ですと、初期症状が出ないまま中毒症状が急激に進んでしまうことが多いそうです。さらに恐ろしいことに、就寝時にはそのまま何も症状がないまま亡くなるケースもあるそう。就寝時の火器使用は絶対にNGです。
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キャンプでの一酸化炭素中毒を防ぐために

 

一酸化炭素中毒を予防する方法についてですが、とにかく換気です。

 

東京都福祉保健局のサイトによると、室内では1時間に1回以上5分間程度窓を開けるか、時間を決めて換気扇を回すなど、こまめな換気を心がけましょうと記載があります。テントに換気扇はありませんので、入口を開けて換気が大切ということですね。これは住宅内を想定して書かれていますので、狭いテントではもっとこまめに換気が必要かもしれません。

 

出典:東京都福祉保健局

 

その際、入口一箇所を開けておくだけではなく、できれば空気の通り道ができるよう、反対側の入口も開けて、しっかり換気できるようにすることが大切です。キャンプだと、自然とトイレに行ったり、炊事場に行く機会がたくさんあるので、その時についでに換気するようにするといいですね。

 

ちなみに、テントのサイズが小さいほど酸素量も少ないので、特にソロテントの方は注意が必要です。ソロキャンプされる方って、電源付きサイトなんて邪道だ!電気なしで行く!っていうタイプの方が多いイメージがあります。もちろんそういうポリシーがあるのはステキですが、その分暖かいダウンシュラフを用意したり、湯たんぽやホッカイロを用意するなど、できるだけ火器以外のもので暖を取るようにしていただきたいです。
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特に降雪時には注意が必要

 

降雪時には特に注意が必要です。雪が降るほど寒くなってしまい、寒くて寝られず、しょうがなくストーブを付けたまま就寝。テントにベンチレーション(換気窓)があるから平気だろうと思ったら、雪でベンチレーションが埋まってしまい、密室になってしまうなんてケースも考えられます。

 

また、車中でエンジンをかけ、暖房を付けたままでいた場合、排気口が雪で埋まってしまい、一酸化炭素中毒になってしまったという事件も起きています。JAFのサイトによると、こういう場合に窓を5cm開けて換気した場合でも、なんと2時間で失神するレベルの濃度が検出されたそう。降雪時には、定期的にマフラー付近を除雪するのが一番だそうです。

 

我が家もこの冬、雪でのスタックなどに備えてキャプテンスタッグの折り畳みスコップを買いました。マフラー除雪用にも役立ちそうです。価格も安くて、レビューもよくおすすめです。

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一酸化炭素警報器も用意しよう

 

我が家では、換気するとともにもう一つ、一酸化炭素警報器も常に使っています。Amazonや楽天で1000~3000円程度で購入できるものですが、お守り代わりに。

 

一昨年買った、楽天で1,000円台で購入した一酸化炭素警報器。秋の始めに、ためしに車の排気ガスで試してみたところ。。。

 

 

反応なし。あかんやつや。

 

 

0から数値が変わりません。本当に上昇しないとおかしいのですが。購入して2年目でしたし、安い商品だったので仕方ないかも。電池を変えてももちろんだめでした。

 

代わりに楽天で、もう少し高い3,000円弱のものを買い直しました。こちらです↓

 

 

 

こんな箱に入って届きました。開封。

 

 

警報器、日本語説明書も入っています。電池は単4を3本使用します。電池は別売りです。

 

 

背面カバーを開けると、電池を入れられます。

 

 

電池を入れると、突然英語の女性がなにか話し出しますw。かなり大きな声です。毎回どきっとしますが、このくらい大きな音でないと気付かないかもしれないですしね。

 

キャンプでちょうどBBQする時があったので、炭火に近づけてみたところ、しっかりと数値が上昇しました。購入したら、炭火や車の排気ガスでチェックしてみてください。ちなみに我が家のフジカストーブは燃焼率がいいのか、近くに置いていてもまったく数値に変化がありません。

 

 

いちお、説明書も載せておきますね。

 

 

設置場所について確認。燃焼装置から水平で3m以内がいいとのこと。ちなみにサイトには1.5m以内との記載もありました。テント内は狭いですし、燃えない程度に近くに置いておいた方がよさそうです。

 

高さは上部がいいそうです。一酸化炭素は空気とほぼ同じ重さなので、全体に存在するそうですが、燃焼器具を使うと熱が発生し、その上昇気流で上に上がりやすいそうです。テントの上部に、うまくひっかけられるようにするといいですね。

 

 

この商品には、6ヵ月の保証がついていました。安心。

 

正直、命に関わるものなので、1000~3000円のものでいいのか。。。?いう不安もあります。ただ、ネット通販でこういう一酸化炭素警報器の販売自体が少ないんですよね。日本製のセンサーで、アウトドアブランドDODからも販売されています。ちょっと高いかなと感じますが、ほんとこれは用意してもいいかもしれません。

 

 

もしくは、安いものを2個用意しておくのもひとつの方法ですね。機械はしょせん機械なので、どうしても故障や電池切れがありますから。
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まとめ

 

というわけで、今回は冬キャンプにおける一酸化炭素中毒の怖さ&対策についてご紹介しました。テント内でストーブやガスコンロを使うことは、メーカー側は禁止しています。使うなら、あくまで自己責任です。だから、自分で危険を避けるしかありません。警報器に頼りすぎず、こまめな換気です。これ大事!!

 

あと絶対に就寝時のストーブは使わないようにしてください。換気もできませんし、中毒症状にも気付きません。暖かいシュラフ、湯たんぽ、電気毛布、ホッカイロで乗り切りましょう。

 

 

 

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ABOUT ME
サリー
6歳と8歳のママキャンパー。週1でキャンプに出撃。2019年は約60泊。ブロガー・ライター・YouTuber。公認ワークマン女子として、製品開発やテレビにも出演しています。
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