こんにちは。毎週キャンプに出撃している、ママキャンププランナーのサリー(@chottocamp)です。
『キャンパーに悪い人はいない』こう思ってはいませんか?自然を愛する人だから、悪いことなんてしないだろうと。ただ昨今のキャンプブームで、一気にキャンプ人口が増え、それに伴いキャンプギアの盗難事件が増えているのも事実。今回は盗難事例とともに、簡単にできる盗難対策をご紹介します。
キャンプ場での盗難事例
私自身はほぼ毎週キャンプに行っていますが、今まで一度も盗難にあったことはありません。どんな対策をしているかは後で書くとして、ネットで読んだ盗難事例をまとめてみます。
ヘリノックスのチェアがなくなっていた
ブロガーさんが記事にされていたのですが、キャンプ場で就寝後、朝起きたら外に置いていたヘリノックスのチェアが2脚盗まれていたそうです。ヘリノックスといえば高級チェア。カラーにもよりますが、15,000円前後します。
しかも畳むとすごくコンパクトになるため、盗難する側からすると、盗難品を隠しておきやすい、ネットで転売する時に配送料も安く済むと思われます。しかも人気の品だから、ネットでも高値で取引されています。
この方、いつも就寝時にはギア類を片付けておくそうですが、この日はたまたま外に放置したままだったとのこと。もうなんだか、本当に悲しいことです。。。
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コールマンのガソリンランタンが盗まれた
こちらも個人のブロガーさんの記事より。就寝前までフックにかけてあったはずのガソリンランタンが、翌朝にはなくなっていたとのこと。
コールマンのガソリンランタンはサイズもそこまで大きくなく、その年だけの限定品であるシーズンズランタンなどはネットで数万円という高値で取引されています。
私は2年前にごくごく一般的な286Aという、ワンマントルランタンを1万円ほどで購入しました。
ただ、現在Amazonで価格を見ると、プレミア価格で2万円ほどで販売されています。
ガソリンランタンは、消した直後は熱を持っています。だからついそのまま放置しちゃいがちです。我が家では、ランタンスタンドからおろして、コンテナボックスの影にしまうなどして見えない場所に移動させています。
音楽フェスで盗難する狡猾な手口
あとかなり狡猾な手口もあるので紹介しておきます。msnニュースで、週刊誌のSPA!が取材した記事です。現役の窃盗犯のインタビューが載っています→こちら
ざっとその手口をまとめると、
・フェス会場で、ヘリノックスのチェアに座っている人と仲良くなる
・ステージに行って盛り上がるときに、一緒に行く
・自分だけそのサイトに戻ってきて、電話をしているふりをして「え、椅子?椅子をそっちに持っていけばいいのね?」とヘリノックスのチェアを、あたかも頼まれている風を装って盗難する
なんだかもー、書いてるだけでムカムカしてきちゃう。こんなに労力と頭使えるなら、もっと生産的なことに使え!と思ってしまう。
テントが盗まれた
あとこれ、びっくりする話だけど、テントが盗まれたっていうブログを随分前に読んだことがあります。曖昧な記憶ですが、雨で濡れたテントを近くの河川敷かなんかで乾燥中、その場から離れたそうで。で、戻るとまるごとなくなっていたと。
たしかogawaのピルツだったと思います。
10万を軽く超える、人気のテントです。持っている人も多いだけに、転売されても自分のものかどうかわかりませんね。。。
キャンプ場でテントが盗まれるっていうのはかなりレアなケースかと思いますが、こんなこともあるということでご紹介しました。
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狙われやすいキャンプギアやブランド
はい、ここまでで狙われやすいものがわかってきました。
・人気があって高値で売れる
・盗みやすく、転売しやすい小型のもの
↓
・ヘリノックスのチェア
・ランタン
・スノーピークのギア全般
ずばりこちら。先ほどのインタビュー記事でもあったけど、スノーピークはカトラリー(スプーン、フォーク)などでも高値で売れるそうです。コップ類などでも油断できません。
私が持っていて、盗難に合いそうなものはということ、これかな。
スノーピークのローチェア30。サイズが大きいし重いからかさばるけど、高価ではあります。
あと先ほどもご紹介したコールマンのガソリンランタン。もしかしたら、ユニフレームの焚き火テーブルも気を付けた方がいいかもしれない。人気だし、畳むとコンパクト。
あとは、ユニフレームのツーバーナーも高価なので気を付けなければ。
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盗難されやすいキャンプ場、状況
次に盗難されやすいキャンプ場。これはやっぱり、外部の人が入ってきやすいキャンプ場かと。特に景色がきれいで、夜明けの写真撮影に来ました風の人が入ってこれるようなキャンプ場は要注意です。
あと、狙われる時間は就寝時がほとんどのようです。あとは温泉に行くなどして、サイトを留守にする時も要注意。そして、空いている時よりも混雑している時の方が、盗難されやすいようです。まぎれられますもんね。
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簡単にできる盗難対策
では、盗まれないためにどうするか。簡単にできる盗難対策です。
寝る時には、ギア類をテントか車にしまう
キャンプでお酒飲んで酔っ払っちゃったし、片付けずにそのままでいいか~!はちょっと待った!!
とにかくギアが見えているという状況を作ってはいけません。人には「魔がさす」ってことがあります。見えていなければ気にしなかったけど、高いギアがぽんと置いてる状況。。。「つい」魔がさして盗られてしまうかもしれません。
車やテントの前室などに、しまっちゃいましょう。我が家ではチェアは毎回車にしまっています。盗難対策はもちろん、朝露で濡れたり、ゲリラ豪雨対策などにもなります。
焚き火台やランタンなど、消した直後で熱があるものは危ないので、屋外でもコンテナボックスの陰など、死角になるような場所に置くだけでもいいかと思います。
ギア類をシートでくるむ
高級車など車カバーつけますよね?あれってどんな車種かわからなくするため、そしてカバーを取るときにカシャカシャ音がするから、かなり盗難防止になるそうです。
テーブル類など、わざわざ畳んでしまうには面倒くさいなぁって場合には、シート類でくるんで見えなくしてしまうのもひとつの方法です。それだけでも「あ、このサイトの人は防犯意識があるからやめとこ」ってなりますし。風で飛ばないように重しを付けましょう。
テント前に靴を置いておく
テントへの出入りがしやすいように、サンダルなどお持ちかと思います。日中、サイトから離れてお出かけする際には、テント内に人がいますよ~っと装うために、テント前に靴を置いておくのもいいです。
就寝後も薄明りのランタンをつけておく
そこまで光量が高くない、暗めのランタンをずっと点けておくのも防犯対策になるかと。ガソリンランタンとか、すごく明るいランタンは消灯後に点けておくと迷惑になるのでやめましょう。
以前キャンプに行ったとき、お隣のサイトがスノーピークでテントから小物までまとめたガチのスノーピーカーさんで。で、私その時夜中の1時にトイレ行きたくなっちゃいまして。そしたらお隣さんが、ずっと暗めのライトを点けてました。なるほどなぁと。
ちなみに電池式のセンサーライトもあるようです。
これ、999円と安いし、レビューもいいから買っちゃおうかな。人が1~2mに近づくと点灯うそうです。防水加工はされていないので、タープ下など雨に濡れない場所に設置しましょう。
まわりのサイトの人に挨拶をしておく
お隣のサイトの人に挨拶をして、「私、ここのサイトですから~!」と顔見せしておくのは大切。もし留守中に不審人物が来たら、覚えていてくれるかもしれません。私もお隣さんがお出かけした時は、なんとなくですが見張っていますw。
ギアに名前を書く
いつもキャンプに一緒に行っている友人のガソリンランタン、ケースにお父様の名前・住所・電話番号まで書いてあります。でもこれって、最強の対策かと。
もうこれは売らない!ずっと使う!と心に決めたギアなら、いっそのこと名前を書いちゃえばいいですね。これで転売できません。名前書くことに抵抗あるなら、マークでもいいかと。私も消しゴムスタンプ作って、ギアに押そうかなぁ。。。
陶器、金属、プラスチックなどにも押せるスタンプ台↓
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まとめ
というわけで、キャンプの盗難対策についてでした。悲しいことですが、自衛することも大切です。ずっと一緒にキャンプをしてきたギア、思い入れもありますし、買いなおせばいいというものでもありません。
「もしかしたら、自分も盗難されるかもしれない」という意識があるだけで変わってくると思います。ご参考になりますように!
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