

こんにちは。2児の母キャンパー、サリー(@chottocamp)です。
キャンプで一度はダッチオーブンを使ってみたいという人も多いはず。丸鶏のローストなど、豪快な料理を食べてみたい!でも、お手入れや扱いが大変そうだし、ダッチオーブン自体も高い。。。いいえ、お値段以上のニトリがあります!1,490円で購入した通称「ニトダッチ」の使用感をレビューします。
ダッチオーブンって何?
ダッチオーブンは分厚い金属製の鍋のこと。ガス火はもちろん、炭火でも利用できるので、キャンプで使われることが多いです。蓋の上にも炭を乗せられます。温度変化が少なく、食材に均一にじっくり火が通り、さらに密閉性も高いので圧力鍋のような効果もあります。
ダッチオーブンがほしい!けど、高い!
twitterでフォロワーさんから「ダッチオーブンはやらないんですか?」とある日コメントを頂きました。うーん、ダッチオーブン。。。大きくて重いし、そんなに丸鶏を使うようなメニューを頻繁にやるかなぁ?
ていうか、他にどんな料理ができるんだろ?と調べてみたら、、、

出典:コールマン
あらあら、なんだかいろいろ作れてしかもおいしそう!!ていうか、コールマンのキャンプ料理のページ、おいしそうな料理多くて使える!→コールマンのサイト
ジューシーからっとした唐揚げとか食べてみたい。レシピを見ると、蓋をしてじっくり中に火を通してから、最後にカラッとさせるみたい。ほほう。。。
よし、ダッチオーブン買ってみよう!
で、アマゾンで調べてみると、安いバンドックのダッチオーブンでも3,640円です。(2018年6月現在)
ロゴスは8,500円とかしてるし。。。
意外と高い。。。買ったよ~ん、でも使わなくなったよ~ん!では困るし。
こんな時はメルカリもチェック!!

安いもので2,000円が最低価格くらい。もちろんブランドによってもっと高くなります。そして、ふと思いつく。そうだ、友達がニトリのダッチオーブン持ってた。値段は、、、っと。

19cmサイズで税込み1,490円!
24cmサイズで税込み2,490円!
安い、安いよニトリ!!
値段が高いものと比べて、蓄熱性とか、気密性は違うのかもしれない。でも、初心者が試しに使ってみるにはすごくよさそう。それに、ニトリのスキレットは爆発的ブームになったくらいだから、ダッチオーブンだっていいものかもしれない。
というわけで、ニトリへ行きました。19cmと24cmでめっちゃ迷う。大は小を兼ねるで、大がいいのか。しかしちょっと高くなる。あと、大きい分かさばるし、さらにかなり重くなります。重くて扱いが面倒で使わなくなっちゃったは避けたい。
我が家は4人家族だし、そんなに丸鶏料理をするわけでもないと判断して、19cmを購入しました。大きい丸鶏は入らないけど、小さい丸鶏なら入りそうだしね。
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ニトリのダッチオーブンを買ったぞ!

はい、こちらでございます~。

しっかりした作りで、なかなかいい感じ。鍋の側面の厚みが少し薄い感じもするけど、まぁ1,490円ですし。これ、高いメーカーだともっと厚いのかなぁ。

説明書も付属していました。そう、スキレットやダッチオーブンは、購入したらすぐに使えません。シーズニングが必要です。
ダッチオーブンのシーズニングって?
シーズニングとは油ならしのこと。購入したばかりのダッチオーブンは、さび止めのワックスが付いています。まずはこのワックスをはがす必要があります。そして、熱して、油をつける。この繰り返し。サイトによっていろんなシーズニングの仕方がありますが、私のやった方法を載せておきます。
お湯を沸かす

たっぷりの水を入れて、ぐらぐらと沸騰させました。そして、湯は捨てます。
たわしと洗剤でワックスを洗い落とす

セリアで2個入り100円で買ったたわしです。1個は自宅用、もう1個はキャンプ用にしましょう。金属たわしはNGです!傷がついてしまいます。

洗剤でごしごしとワックスを洗い落とします。洗剤を使っていいのはこの時だけ。今後は一切使えません。基本は、都度お湯で洗うことになります。
コンロで熱する

鍋も蓋も、それぞれ火にかけます。しばらくすると、もくもくと白い煙が出てきます。めっちゃ熱いので注意。
オリーブオイルで表面に油を塗る

サラダ油ではなく、オリーブオイルがいいそうです。これを。。。

キッチンペーパーに付けて塗っていきます。危ないから火は止めましょう。

側面も丁寧に。底はあとで行いました。蓋にもオイルを塗ります。
そして、また熱する→オリーブオイル、の行程を合計3回やりました。ふぅ。
野菜くずを炒める

鉄臭さを取るため、野菜くずを炒めます。ショウガやネギがいいそうです。我が家はネギとキャベツの芯のあたり。
仕上げ
野菜くずを捨てて、お湯でさっと洗いました。そして、しっかりコンロの火でまた熱して乾燥させ、最後にオリーブオイルを塗ったら、シーズニング完了!!

イイ感じで黒光りしています。使い込んでいくうちに、この黒光りがアップしたものを「ブラックポッド」といいます。
シーズニングには大体1時間半かかりました。え~、面倒!って人は、SOTOのステンレスダッチオーブンならシーズニングなしで使用できます。高いけど。
あと、コールマンのダッチオーブンはシーズニング不要ですぐ使えます。こちらの方が値段は手頃。
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さっそく作ってみよう
さぁ、シーズニングもできたことだし、さっそく手羽中の唐揚げを作ってみましょう。まずは手羽中をビニール袋にいれて、にんにく、しょうが、クレイジーソルトをいれてもみこみます。時間を置いた方がいいかもしれないけど、我が家はさっさと次の行程へ。

片栗粉をさらさらと入れて、まんべんなく付けます。

ダッチオーブンに油を入れます。揚げるというより、揚げ焼きに近い方が油も少なくて済むので、全体に薄く油を入れるくらい。そして、普通は熱くなってから肉を投入するけど、これだと焦げて失敗することが多いので、我が家は火を点ける前に肉を投入してしまいます。

皮目を下にして、並べます。

蓋をして、弱火で8分加熱。これで中に火を通します。

蓋を開けたら、ひっくり返して表面をカリっとさせましょう。少し火を強めに。

できあがり♪
これね、外はカリっと、中はめっちゃジューシーで肉の甘味がありました。子供達もたくさん奪うように食べていました。大成功。やっぱダッチオーブン、すごい!
ダッチオーブンのお手入れ

油は吸収させて捨てましょう。我が家はセリアの「油すっちゃいな」という大型脱脂綿のようなものを愛用しています。吸い取って、あとはぽいっと捨てるだけなので簡単。便利なのでキャンプグッズにも入れています。

せっかく油をなじませたダッチオーブン。洗剤は使えません。お湯を沸かして、菜箸などでごりごりこするとこびりついたお肉が取れます。これ、初回だからこびりついちゃったけど、何度か使って油がなじめばこびりつくこともなくなりそう。あとはたわしでこすれば、きれいになりました。
洗ったらざっと布巾で拭いて、火にかけます。乾燥させたら、最後にまたオリーブオイルを塗って終了。さび止めになります。
毎回、この手間がかかるけど、慣れてしまえばこんなもんかという感じ。むしろ、なんか鍋に愛着がわいてくる作業です。
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ダッチオーブンを買ったらほしいもの
あと、ダッチオーブン買ったからこそ欲しくなる付属品まとめておきます。革手袋ほし~い。意外と安い!
蓋を開けるための、リッドリフターとかも。
我が家のユニフレームのファイアグリルにのせるための、頑丈な網。
ダッチオーブン用、ケースもあるといいなぁ。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン用バッグ 25cm用 M-5709
まとめ
というわけで、今回はニトリのダッチオーブンをご紹介しました。他の高いメーカーのダッチオーブンを使ったことがないので、味の比較はできませんが、普通のフライパンで揚げるよりも格段においしい唐揚げができたことは間違いありません!
もう、ほんとニトリでいいんじゃね??という感じ。まさにお値段以上でした。さぁ、今夜はニトダッチで焼き豚を作ろう♪
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