旅行(キャンプ以外)

神津島へ2泊2日子連れ旅行記・滞在編


こんにちは。ママキャンププランナーのサリー()です。キャンプの情報を発信するお仕事をしています。ワークマン公式アンバサダーとしても活動しています

今回はキャンプではなく、夏休みに伊豆諸島の神津島(こうづしま)に行った旅行記です。東京から大型客船で翌朝到着。帰りはジェット船で熱海まで2時間。お手軽に非日常感を楽しめる島旅です。

旅の準備編乗船編と来まして、いよいよ島到着してから海遊びする島旅レポです。こちらで完結!どうぞご覧ください。

神津島へ2泊2日子連れ旅行レポ・準備編 こんにちは。ママキャンププランナーのサリー(@chottocamp)です。キャンプの情報を発信するお仕事をしています。ワークマン公式...
神津島へ2泊2日子連れ旅行記・さるびあ丸へ乗船編 こんにちは。ママキャンププランナーのサリー(@chottocamp)です。キャンプの情報を発信するお仕事をしています。ワークマン公式...

神津島港に到着

1泊を過ごしたさるびあ丸に別れを告げて、いざ予約しているゲストハウスへ。民宿やホテルの場合は、船の時間に合わせて送迎があるのですが、今回宿泊したゲストハウスは送迎なしのため歩きで向かいます。

神津島はとにかく坂・坂・坂!

しかも8月の猛暑で荷物も多い・・・できたらレンタカーを借りたかったのですが、夏休みシーズンはすぐにレンタカーの予約が埋まってしまうとのことで、事前予約が取れなかったのが痛い。

そして港からゆっくり歩いて15分くらいで、ゲストハウステラマチに到着。

民家を改修して、令和2年にオープンしたとのこと。建物やお部屋は古い感じがしましたが、トイレやベッドのマットレスは新しくて快適でした。室内の様子はまた後で。

まだ寝室には入れませんが、広間はチェックイン前でも使用できます。ここで誰もいなかったので水着に着替え、大きい荷物は広間に置かせてもらい、観光に出発!



赤崎遊歩道でシュノーケリング

神津島の村営バス

レンタカーがないので、観光の足はバスのみ。時期によってダイヤが違いますが、夏休みでも1時間に1本、お昼は運行がない時間もあるため、しっかりとバスの時刻表を確認してから計画的に行動しないといけません。

→バスの時刻表は役場サイトでチェックを!

レンタサイクルもありますが、けっこう坂がきついのできびしいかと・・・大人だけならレンタルバイクも手軽でいいかもしれません。

「ラブライブ!」ラッピングバスで神津島港から赤崎遊歩道へ向かいます。料金は大人200円、こども100円の現金前払いです。

赤崎遊歩道の売店

20分ほどで赤崎遊歩道に到着。夏の期間は売店がオープンしています。

ちょっとした軽食を食べることができます。

朝からほとんど何も食べていなかったので、赤崎レモンうどんを2つ注文して家族でシェア。

見た目はちょっと地味ですが、レモンのさっぱり感と鶏肉とあおさが混ざっておいしい!

売店では空気入れ200円、ライフジャケットレンタル1,000円、シュノーケリングマスク販売3,000円と、海遊びグッズもあります。

赤崎遊歩道はかなり底が深く、大人でも浮き輪やライフジャケットがあった方がおすすめです。

いよいよ赤崎遊歩道へ

赤崎遊歩道は神津島でも一番有名な観光スポット。木製の遊歩道があり、飛び込みやシュノーケリングを楽しむことができます。

うわ、すごい!!

透き通るようなエメラルドグリーンです。

こんな感じで、飛び込み台が何個かあります。我が家は怖いので誰も飛び込まず。

ライフセーバーの方も常駐しており、「今日は風が強いので浮き輪が外海に流されたら危ないので、僕らに言ってくださいね」と爽やかに話しかけてくれました。

さっそくシュノーケリングマスクとライフジャケットを装着。我が家はレンタルではなく、自宅から持参しました。このタイプのマスクは子供でも使いやすくておすすめです。

Zenoplige シュノーケルマスク ダイビング シュノーケリング フルフェイス型 折り畳み式 スノーケル 180°のワイドビュー 防曇設計 スポーツカメラ取付可能 自由に呼吸可能 男女兼用 初心者 海/夏/シュノーケルに最適 (折り畳み式ブラック, L/XL)
Zenoplige

ライフジャケットは同じものではありませんが、いちおリンクを。シュノーケリングするなら浮き輪よりおすすめです。

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岩場はとげとげして足を切りますので、アクアシューズも必須です。

海に降りる時は、こちらの階段から水面に降りるのですが・・・

先に水に入った次男が、すぐに戻りたいと言ってしまい。深くて怖いのかな?と思いましたが、原因はなんと岩場にいるフナ虫が気持ち悪いとのことΣ(゚д゚lll)

海に入ればいないよ~!とか、せっかくここまで来たんだからなんとか海に入れたいところでしたが、まぁ石のように頑固な次男なもんで。

本当にもう嫌がっていたのでそれはそれでしょうがないね、ということで夫と交代で長男と泳ぐことに。

いきなり深いので、ちょっとドキドキ。長男は楽しんでくれてました。

こういう浅瀬のところもありますが、岩がごつごつしているのでケガしないようにご注意を。

途中でスコールのように雨が降ってきて、少し水がにごってしまいました。

でもでも、魚肉ソーセージをあげるとこの通り!

ものすごいお魚がやってきます!これこれ、こういうのをやりたかったのよ~!!

しばらくお魚を鑑賞後、飛び込み台チェック。

いや、この高さからの飛び込みは怖いわー--!

赤崎遊歩道のシャワーとトイレ

 

赤崎遊歩道では1時間ちょっとの短い滞在。帰りのバスを逃すと、お昼時でバスが来ないので、急いでシャワーを浴びて着替えることに。

こんな無料シャワーがあります。うん、あるだけ充分よ。

トイレ内に1つだけ更衣室があります。こちらでささっと洋服に着替えました。

神津島のバスは実は水着でも乗車できます。座席にタオルを敷けばOKだそう。ただ我が家のそのあとレストランで昼食を取りたかったこともあり、洋服に着替えました。

ここでもものすごいスコールが来て、赤崎遊歩道にいた人がどっとバス停に・・・バスにぎゅうぎゅうになり出発。運転手さんも「いつもこんなに混むことないんだけどな~!」とのことで。時間より早めの出発になりました(というよりもう完全に乗車できない状態でした)。

交通手段が少ないので、バス停には時間より早めに並んでおくことをおすすめします。ちなみに途中の「温泉保養センター」でかなり下車したので、途中からは座ることができました。

↑ちなみにこちらが公式サイトからお借りした温泉保養センターの様子。自然の岩場を利用した日本でも有数の大露天風呂だそうです。

我が家はもうシュノーケリングとスコールで疲れていたので、そのまま神津島港に戻りました。



よっちゃーれセンターで昼食

 

昼食は行きたいと思っていた「よっちゃーれセンター」の2Fにある食堂です。港からすぐそばです。

お値段が安いのにおいしいとのことで、1,000円の金目鯛煮つけ定食を目当てに来ましたが、すでにこの日は売り切れでした・・・

代わりに刺身定食を注文。お刺身は島独自のお魚(名前忘れた~)や、おかずもたくさんでこれで1,000円!?というクオリティでした。

食堂の1Fは売店になっており、干物や加工物などちょっとしたお土産を買うこともできます。帰りの乗船前に立ち寄ってもいいかと。

お土産屋「丸島土産店」

 

少し疲れたので、一度ゲストハウスに戻って休むことに。港からの途中、前浜海岸の前にある「丸島土産店」に立ち寄りました。

浮き輪やギョサン(ビーチサンダル)など、海遊びグッズも豊富。

シュノーケリングマスクも販売されています。

ちょっとしたお菓子や飲み物、アルコールもあります。ここでビールを購入してから宿へ向かいました。



神津島のゲストハウステラマチへ

またまたものすごい急坂を登り、ゲストハウステラマチに戻ってきました。ちょっと施設紹介を。

こちらが広間でチェックイン前、チェックイン後も自由に利用できます。今回は我が家の他にカップルがいらして、合計2組だけでしたので、広間でも離れてゆったり過ごせました。もちろんクーラーもあります。

自炊OKなキッチン。

冷蔵庫もあります。名前を書いておかないと処分されちゃいますのでお気をつけて。

こちらが寝室。我が家が宿泊した部屋は2段ベッドが3台で合計6ベッドありましたが、この日は家族4名だけで貸し切りでした(一応事前にメールで問い合わせをしましたが、楽天トラベル経由で予約なら基本1組貸し切りになるみたいです。混む時期とかにもよるかもしれませんが・・・)。

寝具は清潔で、マットレスも厚みがあってすごくベッド快適でした。

ゲストハウスということで、時期によっては他の人と一緒になる場合もあるかもしれません。鍵のかかるロッカーもあります。

無料で使える洗濯機が助かりました!洗剤を持参すれば無料ですが、こちらで購入する場合は200円となります。

こちらは昭和レトロなお風呂。けっこう広くて、2シャワーあり2人でもゆったり入れます。この時は浴槽は使用不可だったと思います。

ゲストハウスの宿泊は初めてでしたが、狭い部屋にいるよりも広間でゆったりとくつろげてめちゃくちゃ快適でした。宿泊客が少ないなら、ゲストハウスありですね~!

オーナーさんは朝最初だけご挨拶しましたが、基本はお客さんだけという感じで、チェックアウトまでその後会うことはなく。スタッフさんが時々出入りする感じでしたが、皆さんお若くて話しやすい雰囲気の方々でした。

神津島の民宿はほとんどが電話予約となりますが、ゲストハウステラマチは楽天トラベルから予約ができるのも便利なポイントでした。

あと価格が安いのもうれしい!民宿なら1泊2食、家族4人で5万くらいが相場ですが、ゲストハウステラマチは食事なしで家族で14,000円でしたので、かなりお安くなり、夕食をその分豪華にすることができました。

神津島のスーパーマルハン

少し休んだ後、夜に宿で飲むお酒や翌日の朝食を買いに、スーパーマルハンへ。宿から10分くらいでした。

小さめの地元スーパーですが、野菜や生鮮食品、パンや調味料、アイスなどたいていの物は揃っています。地魚を使用したお寿司もありました。

こういうのを購入して、ゲストハウスで夕食にするものよさそうですね~。



前浜海岸で海水浴

 

まだ夕食までかなり時間があったので、本日二度目の海水浴へ。港の近くの前浜海岸です。宿からは坂を下って10分ほど。

砂浜の感触が苦手な息子たちですが、ここの砂はさらさらで海岸もきれいだったせいか、海水浴を満喫しました。

「ここならフナ虫いないから楽しい!」よかったね、次男よ。

夕方まではライフセーバーさんが常駐していますので、子連れでも安心です。

人も少なく、島らしい海岸を楽しみました。

1時間ほど遊び、また宿に戻ってお風呂に入り、水着をベランダに干させてもらったらあとは広間でだらだら過ごしました。

夕食は神津島「龍宮」

 

神津島はあまり食堂やレストランが多くありません。大体が民宿で食事が出るからでしょうね。

また、お店によってはコロナ禍で予約したお客さんのみだったり、席数が少ないので予約制のところもあるので、事前予約が確実です。

こういう夏の夕方の散歩っていいよね。

こちらが龍宮。事前にLINEにて予約し、メニューもLINEで注文しておくスタイルでした。寿司などの海鮮から、パスタまで色々あります。

まずは乾杯。

地魚とアカイカ。アカイカは季節ではないとのことでしたが、めちゃくちゃおいしかったです。

地魚の寿司、金目鯛のお寿司を豪勢にいただきます。宿泊代浮いたもんね!

このたらこパスタもすごくおいしかった!

2020年にできたお店ということで、店内もきれいでゆったりと味わうことができました。子連れだったせいか個室を用意してもらえたので、それもありがたかったです。

神津島の夜は更けていく

宿に戻ってからは、先ほど買い出ししておいたもので晩酌。

お昼にスタッフさんが「オーナーのお父さんが漁師さんで、今日大きいカツオ釣れたから夜にでもどうぞ」と言っていたのだけど・・・

これお店で頼んだらおいくらするやつ??ってくらいおいしくて!ありがとうございました~。

この日は家族みんな、あっという間に寝てしまったとさ。



最後に釣りにも挑戦

 

翌日は9時にチェックアウト。広間でパンをかじり、身支度をして荷物をまとめます。この日はスタッフさん誰にも会わず、そのままお宿を後にするスタイル。

この急坂との最後やな。

天気がよかったので、高台から見る前浜海岸がとてもきれいでした。

帰りは高速ジェット船で熱海へ向かいます。船の出航は11時くらいだったので、それまで松善釣具店で竿を1本1,000円で2本レンタルし、漁港で釣りをすることにしました。

最高の景色の中、釣りスタート。1時間で釣れるか!?

ちなみにバケツや仕掛けは1,000円に含まれていますが、餌は別途購入。オキアミ(小さいエビみたいなやつ)を蒔いてみると、長い魚が続々と。

こんなに魚影が見えるなんて、本当に透明度がすごい!

ちなみにこれは「ダツ」という魚らしく、食べるような魚ではない上に、力が強く仕掛けを食いちぎられることもあるそう。

いい景色を楽しみつつ、のんびり釣りをしてますがまったくぴくりともアタリは来ず・・・とその時!

写真ではわかりにくいですが、なんとウミガメ登場!最後の最後にサプライズでした。

「釣れなかったけど、おもしろかったね~」と家族で大満足。

まっちゃーれセンターで船を待つ

竿を返した後は、船の出航まで「まっちゃーれセンター」の冷房で涼んでいました。帰りの切符もこちらで受け取ります。

ちょっとしたお土産も売ってます。

お隣の「よっちゃーれセンター」の1F売店でお魚サンド400円を購入。船の中でランチにしましたが、これもものすごくボリューミーでおいしかった!

さぁさ、船が到着したみたい。





高速ジェット船で神津島を後に

行きは東京の竹芝桟橋から大型船で10時間かかりましたが、帰りは高速ジェット船で熱海まで2時間。ほんとに近いのね・・・

座席はこんな感じで、寝ていたらあっという間に熱海に到着しました。神津島旅、これにて終了!

また行きたい、神津島

というわけで、神津島旅レポいかがでしたでしょうか?

なんとなく遠いと思っていた伊豆諸島でしたが、意外にも近く、なんといっても大型客船の宿泊も非日常で印象に残りました。

リゾートではありませんが、素朴な神津島。きれいな海とのんびりしている雰囲気をぜひ味わってみてほしいです。

それでは、また~。

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サリー
6歳と8歳のママキャンパー。週1でキャンプに出撃。2019年は約60泊。ブロガー・ライター・YouTuber。公認ワークマン女子として、製品開発やテレビにも出演しています。
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