こんにちは、サリーです。
今日はこちらのかわいらしい表紙の本を紹介します。林明子作「はじめてのキャンプ」です。素朴な絵と、わくわくするストーリー。キャンプ好きなご家庭にぜひ一冊。我が家の息子も大好きな児童書です。では、レビューをどうぞ。
「はじめてのキャンプ」との出会い
私はキャンプ関連の本や雑誌を読むのがすきです。
キャンプに行けない時に家でまったり読んでいると、わくわくしてきます。
ある時、アマゾンで「キャンプ」で検索していると、「はじめてのキャンプ」が表示されたわけです。
5歳の長男用に読めるかなぁ?と思い、マーケットプレイスで中古を購入しました。
最安値に近い物を買ったので、送料込400円くらい。
本が届いた
実際に届いた本を見て、あ、しまったな~と思いました。
だって100ページもあるんです。
長男、こんなに長い物語を読んだことありませんでした。
でも、基本的に絵が多く、文章も短いページもあれば多いページもある構成。
なんとか集中力持って読んでくれるかな?
ストーリー
主人公のなほちゃんはちっちゃい女の子。
ある日、隣のおばさんと大きい子たちがキャンプに行くと聞いて。。。

「わたしも いく!」
大きい子たちからは、ちっちゃい子はすぐに泣くし、重い物も持てないからと反対されますが、ちゃんとできると言い張るなほちゃん。
ついに一緒にキャンプにでかけることになります。
重い荷物を持って、テントをたてて、薪を探して火を付けて、ご飯を作ります。
川遊びをして、スイカ割りをして、夜はキャンプファイヤー!
空には満点の星。
キャンプは楽しいこといっぱいだけど、夜はやっぱりこわい話も。

おばさんから怖い話を聞かされて、怖くなってしまったなほちゃん。
でも夜中はひとりでトイレに行って、寝ることができました。
朝、川で顔を洗ったなほちゃんが言います。
「わたし おおきいこのように ちゃんとキャンプできたよ」

こどもの反応
100ページありますが、大体大人の読み聞かせで10分くらいです。
長男、飽きずに聞いてくれるかなと心配でしたが、いい食いつきで最後までちゃんと聞くことができました。
2歳の次男も機嫌がいいと最後の方まで聞けます。意外。
年中さん~小学生低学年くらいの子がベストでしょうか。
1984年出版の古い本なんですが、絵は古臭くなくかわいらしいです。
絵が多いせいか、見るだけでも楽しいみたいで、カレーライスを大口で食べる表情とか、すいかの種をぷぷぷぷっと吹きだすしぐさになぜか大ウケ。
そしてこわい話の場面。
実はそこまでこわい話ではないですが、なんとなくどきどきするのか私に寄り添ってきます笑
私の感想
なほちゃんのおおきいこみたいにしっかりしたい、という真っすぐな気持ちがかわいらしいです。
長男がよく「来年小学生だもん!」といろいろやってくれるようになったんですがそのあたりともかぶってほっこりした気持ちになるというか。
河遊びとかキャンプファイヤーとか、キャンプ自体楽しそうなのもいいです。
おばさんがこども5人連れて車なしでキャンプとか無理すぎる。。。なんて思ってしまうけど、物語だからそこはスルーしましょう笑
車で乗り付けるオートキャンプがない時代、いかにも林間学校的なスタイルですね。
↓ものすごい荷物みんな背負ってます

まとめ
結局毎日寝る前に読んで!と言われるお気に入りになりました。
私にとってもこんなに長い物語を読み聞かせたのは初めてで、大事な一冊になりました。
キャンパーの皆さん、お子様にぜひ。
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