こんにちは。毎週キャンプに出撃している、ママキャンププランナー&公認ワークマン女子のサリー(@chottocamp)です。
今回はJackery(ジャクリ)のポータブル電源をご紹介します。コンパクトながら、409Whという大容量で、冬は電気毛布、夏は扇風機、そしてスマホ充電などができます。キャンプのお供にぴったりです。では、詳しいレビューをどうぞ。
※今回は、Jackery様から商品提供頂いたPR記事となります。
ポータブル電源って何ができるの?
このブログはキャンプ初心者さんがたくさん読んでらっしゃるので、そもそもポータブル電源ってなにするもの?という説明をまずはさらっと。
ポータブル電源は、いわば大きな充電池。自宅コンセントで充電して、キャンプに持っていけばこれが電源替わりとなり、電気毛布や扇風機といった電化製品を使用できます。USB端子もありますから、スマホやタブレット、ゲーム機や電子タバコなどの充電ができてしまいます。
発電機と違い、まったく動作中に音はしません。キャンプ場で、まわりを気にせずに使用できます。キャンプ時はもちろん、震災などで停電になった時の備えとしてもひとつ持っておくと安心です。
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Jackeryってどんな会社?
Jackeryは2012年にアメリカで誕生した会社です。2019年3月に日本進出をしたばかりです。Jackeryのすごさはなんといっても・・・
画像出典:Jackery twitterより
あの自動車のHONDAと共同開発していること!大手メーカーと共同で開発しているということは、安全性も品質性も信頼できます。ちなみに北米地域のHONDA社だそうで、このモデルは北米地域のみで販売されているそう。今回レビューする商品には残念ながらHONDAマークがありません。
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Jackeryのポータブル電源が届いた!
Jackeryのご担当者からレビューのお願いを頂いたのが、去年の年末。日本での販売が整ったら送付しますとのことで、すっかり忘れていた4月中旬。いきなりAmazonから荷物が届きました。
あー、これか!そうそう、ポータブル電源送るって言ってた!!
海外製品を買うとありがちな、ただのシンプルなダンボールと違い、やはりきれいに印刷してあるパッケージだと安心感がありますね。
同梱物はこちら。
・ポータブル電源本体
・電源アダプタ
・充電用シガーソケット
・ケーブル類を収納できるポーチ
・取り扱い説明書
車で充電可能なシガーソケットや、ケーブルをまとめるポーチがあるのがちょっとうれしい。
Jackeryのサイズは、とてもコンパクト。約23×13×16cmです。
ビールの6缶パックを少し大きくしたくらいというのが、わかりやすいかと。
少し高さがあるでしょうか。今まで持っていたポータブル電源に比べると、かなり小さい印象です。重さも3.6kgですので、女性でも片手で持ち運びができます。取っ手付きというのもポイントです。
Jackery ポータブル電源はどんなものに使えるの?
さて、このポータブル電源はどんな電化製品が使えるのでしょうか。
容量は409Wh。AC出力は200Wまでとなります。この説明書によると、40Wのミニ冷蔵庫で8.5~12時間、60Wの32インチテレビで4~5時間となっています。とはいえ、これをキャンプ場で使う人は・・・少ないですよね。
キャンプでよく使う電気製品といえば、
・電気毛布
・扇風機
こちらかと思います。実際、昨冬は私も他社のポータブル電源を使用して、電気毛布を使いまくりました。ごちゃごちゃしてて見づらいけど、こんなふうに寝袋の中に入れて使用してました↓
で、こういったポータブル電源ですが、一般低には表示量の80%くらいが実際量とのこと。今回表示量が409Whなので、80%ということは実際量は327Wh。
この327Whを、手持ちの電化製品の消費W数で割ると、何時間使えるのか計算できます。
たとえば、我が家で使用している電気毛布(シングルサイズ)は、温度:中で18Wとの記載がありました。327÷18=約18くらい。つまり、18時間利用できるということですね。
我が家の場合はシングル2枚を無理やり家族で使ってますので(ダンナさんは高いダウンシュラフなので電気毛布なし。私と子ども2人でシングル2枚使用)、2枚使いで36W。327÷36=9時間。おお、ファミキャンでも充分な時間です!
これからの季節は、暑い夏がやってきます。というわけで活躍するのが扇風機!
扇風機はものによって消費電力が違いますが、一般的な昔ながらの扇風機で35Wくらい。327÷35=約9時間使えます。
ちょうど夏に向けて扇風機を色々調べてたんですが、昔ながらのACモーターとDCモーターというのがあるらしく。DCモーターは価格が高い分、消費電力が少なく、音も静かで、風量調節も細かくできるとか。ポータブル電源を使用するなら、できるだけ消費電力が少ないものがおすすめです。
注意点としては、AC出力は200Wまでです。これを超えるものは使用できません。たとえば、ドライヤー、セラミックヒーター、炊飯器、ホットプレートなどは使えませんのでご注意を。
USB端子は2カ所付いています。スマホやタブレット、デジカメ、ドローン、電子タバコなどが充電できます。キャンプだとついつい写真撮ったり、SNSチェックしたり、子供にタブレットでアニメ見せたりして、あっという間に充電がなくなりますが、これがあれば安心。
たとえばスマホなら35~40回充電できるそう。いや、それ多すぎるからw
とはいえ、震災の時これだけ充電できると本当に心強いかと。ずっと何日間も停電になるわけで・・・スマホ充電のために、数時間並んだ話もありましたよね。情報を得ることは大事。でも子連れで数時間並ぶなんてとてもできない。ポータブル電源があるだけで、備えになります。
Jackeryを充電してみる
さて、ここからは実際に使ってみたレポです。まずは充電方法から。ACコンセント・シガーソケット・ソーラーパネルから充電するという、3つ方法があります。
出典:Jakery公式サイト
ソーラーパネルからも充電できますが、現在日本では純正品はまだ販売されていないそう。我が家では一番身近なACコンセントから充電しています。
INPUT端子に付属のケーブルをセットして、コンセントに差すだけ。充電中はランプが点滅するのでわかりやすいです。フル充電になると、青いランプが点灯したままになります。充電時間は7.5時間ほどです。
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Jackeryのポータブル電源を使ってみた
さっそくキャンプに持っていきました。
左にあるのは、コールマンのLEDランタン。これ、電池でも使用できるんですが、ランタンとしては珍しく電源コンセントが付いてるんです。
乾電池式って便利なようで、けっこう電池の消耗が激しくコスパが悪いです。我が家ではAmazonの充電池を利用してますが、放電しちゃうのでしょうか。充電しても「あっもう電池切れボタンが点滅してる!」なんてことも。
AC電源からランタンを使えれば、そんな悩みは解決です。
AC端子に差し込んで・・・
おお~っ!めちゃくちゃ明るい!!しかもLED電気は消費電力も小さいですから、長い時間点灯しても電池容量をほとんど食いません。
同時にiPhone充電も。2ポートありますから、ダンナさんのもスマホも充電できちゃいます。
4月下旬で、まだ少し肌寒かったため、電気毛布も寝入りばなだけ使用しました。しばらくすると暑くなったので電源を切りました。翌朝の残量は79%。
これより大容量のポータブル電源も持っていますが、正直そちらはかなり大きくて重く、取り扱いが大変。価格も高かったですし、正直電気毛布のシングルを2枚使う程度であれば、このJackeryの409Whのポータブル電源で充分かと思います。
そしてこれからは灼熱の夏キャンプの季節。昨日もキャンプに行ってきたんですが、夏日で日中すごく暑かったです。充電タイプのポータブル扇風機も持っていきましたが、焼け石に水。これからはポータブル電源があるので、大型扇風機はキャンプに絶対持っていこうと思います。
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Jackeryの仕様
ここで、細かい仕様を載せておきます。
出典:Jackery公式サイト
キャンパーとして気になるところは、動作温度でしょうか。-10~40度の環境で使用が可能です。まぁそこまで酷暑極寒の地にはいきませんが、去年は災害級の暑さで40度近いこともありましたから、あまり暑い所での使用は避ける&直射日光が当たらないようにするといった配慮は必要ですね。
出典:Amazon
Jackeryは純正弦波を採用しており、家庭用100Vと同じような、滑らかな波形を作り出す交流電源だそう。パソコンや、スピーカーなどほとんどの精密機器が問題なく使えます。安いポータブル電源によっては正弦波でないものも。そうなると使えない電化製品もありますので、要注意ですよ。
そして、Jackeryのポータブル電源はPSEマーク付きです。PSEとは、経済産業省が管理している電気用品安全法のことです。一時期、スマホのモバイルバッテリーの品質に問題があり、火災や火傷になる事故がありました。PSEマークがあることで、安全性を考慮された電気製品であるといえます。
また、ポータブル電源を充電すると同時に、他の機器に充電するいわゆるパススルーにも対応しています。説明書にしっかり記載がありましたので、こちらも便利に使える機能かと。
ここに載せきれなかった情報もありますので、詳細はJackery公式サイトもご覧くださいませ。
Jackeryのポータブル電源はキャンプにも災害にも
というわけで、今回はJackeryのポータブル電源をご紹介しました。
スマホ充電やLEDライトのために、夏は扇風機、冬は電気毛布と活躍すること間違いなし。コンパクトなサイズで、場所も取りません。キャンプはもちろん、災害対策としてもどうぞ!
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それではまた~。
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